捕獲されたシャチのその後
 



メス 1頭

愛称:クー
現状:死亡

太地町立くじらの博物館
に収容の個体

太地町立くじらの博物館は、1997年4月に多種間交流をテーマとした研究計画書を提出し、オキゴンドウやカマイルカ、バンドウイルカと同居を試みられた。
その後、2003年に名古屋港水族館にブリーディングローンの名目で貸し出された。
2008年9月19日早朝、捕獲されたシャチの最後の一頭として死亡。



メス 1頭
オス 1頭 (*)
オス赤ん坊1頭

愛称:Q(*のみ)

現状:
すべて死亡

アドベンチャーワールド
に収容の個体

97年6月17日, メスのシャチ(妊娠していたとの未確認情報あり)が死亡した。
また、その3日前の6月14日に、それまで元気にしていると水産庁を通して伝え られていたオスの子どものシャチも死亡したと伝えられた。
メスのシャチに関しては、自分からは餌を食べず、4月に流産をして急速に体力を失い、泳ぐことも、自力で 浮いていることもできなくなっていたのをタンカで水中に保持し、口を強制的に 開けて流動食を流し込んでいたという情報が内部リークされた。

死亡したシャチの組織切片は、 和歌山県立医科大学で病理検査され、約2カ 月後に出された中間報告では、子どものオスのシャチの死因は「サイトメガロ ウィルスによる全身感染」。メスのシャチの死因は「細菌性化膿性肺炎」とさ れ、「消化器系にたくさんの寄生虫が寄生しており、体力と免疫力が落ちたとき にプールの水を誤飲、細菌が増殖して肺炎になった」と報告されてた。
しかし、 メスのシャチの妊娠や流産などについては、解剖に立ち会った獣医によって否定されており、捕獲から死亡に至る詳しい経過はまったく報告されていない。

死亡時のデータ:
・オス 体長 3.77 m、体重 650kg
 (捕獲時の体長 3.75m、体重 700kg)
・メス 体長 6.40 m、体重3,300kg*
  (捕獲時の体長 6.30m、体重 5,500kg*)
*: 共に、水産庁発表による。

オス(のちにQちゃんと呼称)について:
  2頭の死後最後に1頭だけ残ったオス(のちにQちゃんと呼称)は、厳重な水質管理などの もとで隔離されて飼育され、1999年にショーデビューしたが、2004年に死亡した。



性別:メス

愛称:アスカ
現状:死亡

伊豆三津シーパラダイス
に収容の個体

この個体は「アスカ」と名づけられた。
アイスランドで捕獲され、フランスで飼育され95年に購入されたオスのシャチ「ヤマト」の繁殖相手として購入されたが、成功しないままに2000年にヤマトが死亡し、その後1頭で飼育されることとなった。

2007年9月19日、「アスカ」は捕獲から10年7ヶ月にして急死。死亡直後に行われた解剖の所見では死因は不明であり、病理検査のために組織標本が岐阜大学に送られた。
死亡時のデータ:
・メス 体長 6.4 m、体重 3100kg
 (捕獲時の体長 5.5m、体重 2600kg)